高齢化進むベトナム、65歳以上の人口が2040年に2.8倍―世銀予想

2016/07/21 16:47 JST配信

 世界銀行(WB)が19日に発表した2016年上半期ベトナム経済状況レポートによると、全国における65歳以上の高齢者の数は2040年に現在の2.8倍にあたる1840万人に増加すると予想されている。

(C) tienphong
(C) tienphong

 全国における現在の65歳以上の高齢者の数は650万人となっているが、近年高いスピードで増加している。急速な人口の高齢化は労働市場に大きな影響を及ぼし、政策立案者、企業、並びに国民にも数々の課題をもたらすものと見込まれている。

 世界銀行は、人口の高齢化による影響を最小限に抑えるべく、労働市場や年金制度、医療制度などに関する政策を適切に調整していく必要があるとの見解を示している。

タイトルとURLをコピー
[Tien Phong, 08:35 (GMT+7) 20/07/2016, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ベトナムでは満60歳以上を高齢者と定義している。統計総局(GSO)によると、ベトナムは2011年に高齢化社...
 ベトナムは現在、60歳以上の人口が1000万人余りで全体の11%を占め、人口の高齢化が最も速く進んでいる...
 統計総局(GSO)によると、ベトナム全国の人口は10年後の2026年までに1億人に到達する見込みだという。こ...
 ベトナムは2012年に65歳以上の高齢者人口の割合(高齢化率)が10%を超え、既に高齢化社会に突入しており...
 ホーチミン市は人工妊娠中絶の比率が最も高い地方の一つで、特に未成年者の中絶率が高い。7月11日の世...
 人口・家族計画化プログラムに関連して統計総局が実施した最新の人口動態統計によると、2012年4月1日時...
 英国文化振興会がホーチミン市で15日に開催した高齢者(60歳以上)のための政策・法律に関するセミナーで...
 統計総局はこのたび、2037年までの高齢者人口に関する調査結果を発表した。調査結果からは、近年、急速...

新着ニュース一覧

 「最近じゃビンロウジ(檳榔子、ヤシ科植物ビンロウ(檳榔)の種子)に関心を持つ人はほとんどいなくなった...
 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)管理委員会(MAUR)は、間もなく南部解放記念日(4月30日)とディエンビエン...
 プラスチック製品の製造・販売を手掛ける天馬株式会社(東京都北区)は、同社連結子会社である天馬ベトナ...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ホーチミン市には、人生の半分以上の時間を他人の顔や頭髪を美しく整えることに費やしてきた人々がいる...
 北部紅河デルタ地方ビンフック省イエンラック郡テーロー村(xa Te Lo, huyen Yen Lac)は、自動車や建設...
 北中部地方トゥアティエン・フエ省ナムドン郡人民委員会は24日、国民的音楽家である故チン・コン・ソン...
 ホーチミン市10区7街区人民委員会は25日、市内初となる「ニャットタオ電子街(pho chuyen doanh dien tu...
 ベトナム共産党中央執行委員会は26日に臨時会議を開き、本人からの希望を受けて、ブオン・ディン・フエ...
 米アップル社(Apple)がサプライチェーンの多様化に注力している中、依然として中国が同社最大の生産拠...
 中国は、5月1日から約3か月間にわたり南シナ海での漁獲を禁止すると発表した。漁獲禁止が適用される範...
 ハノイ市人民委員会は25日、2023~2025年の行政区再編計画を承認した。これにより、ホアンキエム区の合...
 国家証券委員会(SSC)は、情報公開規定に違反したとして、英語学校「エーパックス・リーダーズ(Apax Lea...
 双日株式会社(東京都千代田区)は、ベトナムで主流となっている家族経営を中心とした小規模小売店の受発...
 三菱重工業株式会社(東京都千代田区)は、ベトナム現地法人「ベトナム三菱重工業(MITSUBISHI HEAVY INDU...
 南北高速道路の東側路線建設工事の一部である南中部沿岸地方カインホア省カムラム~南中部沿岸地方ビン...
トップページに戻る