英国で開催された「第60回国際数学オリンピック(IMO 2019)」で、ベトナム代表として出場した高校生6人のうち2人が金メダル、4人が銀メダルを獲得し、今年も全員メダル獲得の快挙を成し遂げた。国・地域別のメダル数で、ベトナムは112か国・地域中7位に立った。
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金メダルを獲得したのは、グエン・グエンさん(ホーチミン市国家大学自然科学大学付属英才高校)とグエン・トゥアン・フンさん(紅河デルタ地方ハイフォン市チャンフー高校)の2人。
銀メダルはブオン・トゥン・ズオンさん(紅河デルタ地方ビンフック省ビンフック高校)、グエン・カー・ニャット・ロンさん(ハノイ国家大学自然科学大学付属高校)、ブー・ドゥック・ビンさん(北中部地方ゲアン省ファンボイチャウ高校)、ファン・ミン・ドゥックさん(ハノイ市ハノイアムステルダム高校)の4人だった。
このうち、ブー・ドゥック・ビンさんは6人の中で唯一の2年生(他5人は3年生)、ファン・ミン・ドゥックさんは2度目の銀メダル獲得となった。
今回の国際数学オリンピックには、世界112か国・地域の高校生621人が出場した。今年の国・地域別の1位は中国と米国、次いで韓国、北朝鮮、タイ、ロシアが続いた。
日本代表は、出場した6人のうち金メダルが2人と銀メダルが2人、銅メダルが2人で、7年連続で全員がメダルを獲得した。国・地域別の順位は前年と同じ13位だった。