ユニリーバとウレンコ、ハノイでのプラ廃処理で提携

2020/07/01 13:44 JST配信

 ユニリーバ・ベトナム社(Unilever Vietnam)は26日、廃棄物収集・処理を手掛けるハノイ市都市環境会社(ウレンコ=URENCO)との間で、ハノイ市のプラスチック廃棄物の収集・処理における2020年の行動計画の実現に向けた提携合意書に調印した。

(C) tuoitre
(C) tuoitre

 行動計画によると、ウレンコ社は同市ホアンキエム区で廃棄物の収集、処理、リサイクルを担当。一方のユニリーバ・ベトナム社は資金援助のほか、発生源分別(市民が分別しそのまま回収する方法)に関する市民の意識を高めるべく広報活動を行う。

 これに先立ち、ユニリーバ・ベトナム社は資源環境省との間で、ベトナムで初となるプラスチック廃棄物管理における循環経済(サーキュラー・エコノミー)の構築に関するPPP(官民連携)覚書に調印した。

 同覚書には、同社のほか、◇世界最大級の化学メーカー、米ダウ・ケミカル社(Dow Chemical)のベトナム現地法人、ダウ・ケミカルベトナム社(Dow Chemical Vietnam)、◇タイの素材最大手サイアム・セメント(SCG)の2社も参画している。

[Tuoi Tre 16:30 26/06/2020 U]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 資源環境省と民間企業3社はこのほど、ベトナムで初めてとなるプラスチック廃棄物管理における循環経済(...

新着ニュース一覧

 小型電気自動車(EV)タクシーに特化した「レッツゴー・タクシー(Let’s Go Taxi)」は、2024年5月に...
 食品用紙容器の開発・製造を手掛けるスウェーデンのテトラパック(Tetra Pak)は3日、ホーチミン市ビンタ...
 観光不動産開発を手掛けるサングループ(Sun Group)はこのほど、ホーチミン市人民委員会に対して、社会...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ベトナムを代表する考古学者・人類学者で、音楽家としても知られるグエン・ラン・クオン(Nguyen Lan Cu...
 ベトナム国家サイバーセキュリティテクノロジー(Vietnam National Cyber Security Technology Corporat...
 東北部地方クアンニン省人民委員会は、同省文化スポーツ観光局の提案を受け、2025年7月4日から2026年1...
 ベトナムを代表するIT最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)は1日、イ
 人工知能(AI)を活用した検索プラットフォームを開発する地場スタートアップのAIハイ(AI Hay)はこのほど...
 VIETJOベトナムニュースが6月に配信した記事のアクセス数ランキングをご紹介します。 1位:個人事業...
 6月は、第15期(2021年~2026年任期)国会第9回会議が閉幕しました。今国会では、34本の法律を可決し、14...
 チャン・ホン・ハー副首相はこのほど、南中部地方クアンガイ省ズンクアット経済区内でのズンクアット東...
 ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は3日、2020年以来約5年ぶりにダナン
 衛星データ解析システム開発や衛星データ解析業務などを手掛ける株式会社スペースシフト(東京都千代田...
 外国人留学生向け進学・就職日本語コースの運営などを手掛ける株式会社TCJグローバル(旧:東京中央日本...
 トー・ラム書記長はベトナム時間2日夜、ドナルド・トランプ米大統領と電話会談を行い、両国関係と両国...
トップページに戻る