市場管理局は10日、ハノイ市ホアンキエム区ニャーチュン(Nha Chung)通り6番地と同ゴークエン(Ngo Quyen)通り5番地にある「The Vape Club」の立ち入り検査を実施し、出所不明な電子タバコと関連商品を押収した。
(C) laodong |
押収した電子タバコと関連商品の総数は1348点。いずれも出所を証明するような書類はなく、全て違法に外国から輸入されたものと見られる。今回立ち入り検査が行われたのは、ドー・ミン・ドゥック氏(同市ホアンキエム区在住、男性・30歳)が経営する店舗。
立ち入り検査時に、店舗側はコーヒー・飲料・たばこ販売の営業許可書を提出したが、実際には、カフェを隠れ蓑にして海外から仕入れた出所不明の電子タバコを中心に販売しており、インターネットでも電子タバコを宣伝・販売していた。
市場管理局第1捜査隊のホアン・ダイ・ギア隊長によると、多くの機関やメディアが電子タバコによる健康被害を指摘している。電子タバコにはニコチンが含まれていないが、リキッドを加熱した蒸気には中毒性のある有害な化学物質が含まれるとされている。