電子たばこ、おしゃれなアイテムとして若者に流行中

2016/05/31 16:55 JST配信

 電子たばこがおしゃれなアイテムとしてベトナムの若者の間で流行している。健康に害がないと宣伝されているが、それに異を唱える医師もいる。

(C)Tuoi tre,Quang The
(C)Tuoi tre,Quang The

 ハノイ市ハイバーチュン区チエウベトブオン通りの電子たばこも販売するカフェは、開店したばかりだが多くの若者達でにぎわっている。店主によると、電子たばこの機器は中国製で、電子たばこで使用する「ジュース(リキッド)」と呼ばれる液体は米国やマレーシア、フィリピン、中国の製品約100種類を取り揃えているという。価格は1瓶(30ml入り)当たり20万~50万VND(約985~2460円)。

 ホーチミン市でも、電子たばこの販売店が雨後のタケノコのように急増している。10区レホンフォン通りにある店では、手軽に楽しめて健康に害がないため、多くの人に好まれていると紹介している。

 ベトナムでたばこの害防止を訴えている組織「ヘルスブリッジカナダ」のファム・ティ・ホアン・アイン医師は、「ニコチンや化学物質の入ったジュースを使用すれば健康に害を及ぼす恐れがある。特にジュースは出所不明のものが多い」と警告している。

[Tuoi tre,12/05/2016 10:14 GMT+7,O]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 市場管理局は10日、ハノイ市ホアンキエム区ニャーチュン(Nha Chung)通り6番地と同ゴークエン(Ngo Quyen...
 財政省税関総局は商工省の要請を受けて、各省・市の税関支局に対して電子たばこに対する取り締まりを強...
 ホーチミン市やハノイ市などの大都市には、アラビア語で「シーシャ」と呼ばれる水タバコを吸わせるカフ...
 カナダの非政府組織(NGO)「ヘルスブリッジ」ベトナム事務所によると、ベトナムは喫煙者が世界で最も...

新着ニュース一覧

 商工省と複数の省・市における太陽光発電事業を巡る違反事件で、ハノイ市人民裁判所は、ホアン・クオッ...
 国家主席府は4月29日、受刑者8055人と刑執行猶予中の1人の計8056人に対する国家主席の特赦の決定を発表...
 第15期(2021年~2026年任期)国会第9回会議が5月5日に開幕した。  今国会では、国家構造に関する201...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
(※本記事はVIETJOベトナムニュースのオリジナル記事です。) ロンドン:歌謡曲でムードたっぷり、街角...
 ホーチミン市文化スポーツ局は、4月30日の南部解放記念日にサイゴン川沿いエリアで実施を計画していた...
 南部解放・南北統一50周年(1975年4月30日~2025年4月30日)事業の一環で行われた軍事パレードを見物する...
 衣料の製造・販売を行う韓国のレシピグループ(Recipe Group)はこのほど、同社が展開するファッションブ...
 ルオン・クオン国家主席は4月28日、北中部地方ハティン省でラオスのトーンルン・シースリット国家主席 ...
 インボイスに関する政令第123号/2020/ND-CPの一部を改正・補足する政令第70号/2025/ND-CP(6月1日施行)...
 カナダの金融・保険サービス比較会社 「ハローセーフ(HelloSafe)」はこのほど、世界各国における株式市...
 ハノイ市人民評議会は4月29日、バイオテクノロジー分野に特化した「ハノイバイオハイテクパーク」の建...
 日本の経済産業省とベトナム商工省は4月28日、エネルギートランジションに係る二国間協力プロジェクト...
 東南部地方ビンズオン省のビンズオン新都市ワールドトレードセンター(WTC EXPO)で5月7日(水)から9日(金...
 イタリアのサンペレグリノ(Sanpellegrino)とアクアパンナ(Acqua Panna)が冠スポンサーを務める「アジア...
 日本の警察庁組織犯罪対策部はこのほど、令和6年(2024年)における組織犯罪の情勢(確定値版)を発表した...
トップページに戻る