日本でがん闘病後に帰国したベトナム人留学生、27歳で死去

2021/01/26 05:49 JST配信

 留学先の日本で末期の肺がんと闘い、新型コロナ禍の2020年4月にベトナムに帰国して治療を続けていた南中部沿岸地方ダナン市出身のダン・ティ・ミン・アインさん(女性・27歳)が、21日午後に死去した。

(C) thanhnien
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 数日前にはソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)でアインさんの家族が、アインさんの手術に向けて同じ血液型の人を探しているという内容を投稿していた。しかし、アインさんは手術を待たずに亡くなってしまった。

 アインさんは2020年1月に日本でがんと診断されたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で日本に足止めとなった。その後、駐日ベトナム大使館の手配により、4月22日の帰国便でベトナムに戻ることができ、故郷で治療を継続していた。

 家族によると、アインさんは帰国した後もいつも笑顔で、前向きで企業の求人に応募したこともあったという。時間があれば友人に会ったり、自宅で家事を手伝ったりと、多くの時間を家族のために過ごした。

 アインさんが日本で闘病している間、日本人の恋人が彼女を支えていた。アインさんがベトナムに帰国する前には、2人で新郎新婦の服を着て病院で記念写真を撮り、医師や看護師たちからも祝福を受けた。

 その後、アインさんは成田国際空港で恋人に見送られ、国際線の運航が再開されたら再会する約束をしてベトナムに旅立った。しかし、2人の約束は果たされないままとなってしまった。

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