保健省は17日、全国の各省・市保健局など関連機関に公文書を送付し、新型コロナウイルスワクチンの3回目の追加接種(ブースター接種)についてガイダンスした。今月1日に発出したガイダンスでは、追加接種と基本接種(ワクチンにより1~3回)の最後の接種との間隔を「6か月以上」としていたが、「28日後~3か月以内」に短縮している。
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追加接種の対象者は基本接種を終えた18歳以上の人で、◇50歳以上の人、◇臓器移植、がん、HIVなどで中等度から重度の免疫不全状態の人、◇免疫抑制薬を服用中または6か月以内に免疫治療を受けた人を優先する。新型コロナウイルスに感染した人については、回復後および医療隔離完了後に直ちに接種するよう求めている。以前は回復後6か月間隔を開けるよう指示していた。
ホーチミン市は全国に先駆けて、50歳以上の人や基礎疾患を持つ人、医療従事者などに対するワクチンの追加接種を10日から開始した。北部の多くの地方も追加接種の準備を進めている。
なお、ベトナム国内のワクチン接種状況について、18日までの全国の累計接種回数は1億3877万2562回分となり、このうち1回目が7569万7403回分、2回目が6189万0281回分となっている。