ハノイ市ドンダー区警察によると、29日午後、同市都市鉄道(メトロ)2A号線(ドンダー区カットリン~ハドン区間)の高架駅であるタイハー駅から男性が飛び降り、道路を走行中の自動車にぶつかって死亡する事故が発生した。妻と口論になった後、自殺を図ったとみられる。
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死亡したのは、北部紅河デルタ地方ハナム省出身のH・V・Q氏(男性・32歳)。同日午後5時45分頃、エスカレーターで高架駅に上ると、突然道路に身を投げた。Q氏は道路を走っていたL・Q・T氏が運転する自動車にぶつかり、その後、死亡した。
通報を受けた警察が現場に急行。交通整理を行って事故現場を保存するとともに、事故原因を調査した。監視カメラの映像には、事故発生直前にQ氏が妻と口論し、エスカレーターに向かう姿が記録されていた。Q氏はプラットホームまで行く前に突然道路に飛び降りた。
Q氏の遺体は午後6時30分頃に現場から運び出された。ドンダー区警察は引き続き、事故の詳しい発生原因を調査している。