若年労働者が減少傾向、急速な少子高齢化が背景

2023/10/25 15:55 ICT配信

 2022年末時点におけるベトナムの青年人口は2020年末の2260万人から2070万人に減少し、全国の人口に占める割合も2020年末の23.0%から20.9%に縮小したことが、国会文化教育青少年児童委員会の報告で分かった。

(C) VnExpress
(C) VnExpress

 青年法では、青年は16~30歳の者と定義されている。一方、労働法では、最低労働年齢は15歳と規定されている。

 青年人口の減少に伴い、若年労働者数も減少傾向にあり、将来の労働力不足が懸念されている。中でも、2022年末時点における15~24歳の労働者数は2020年末の1255万人から1060万人に減少したという。

 原因は、急速な少子高齢化にある。ベトナムの場合、全国の人口に占める60歳以上の割合が10%から20%に拡大するまでの期間はわずか25年で、先進国より大幅に短い。

 合計特殊出生率(TFR、1人の女性が一生に産む子供の平均数)は2001年の2.28人から2021年に2.1人へと低下した。中でもホーチミン市のTFRは1.39人まで低下している。

 なお、ベトナムは2038年に人口黄金期(15~64歳の労働年齢人口が、扶養者などそれ以外の人口の2倍以上になった状態)が終了すると予測されている。

 国会文化教育青少年児童委員会は関連機関に対し、若年労働者の質を高め、社会保険金一括受け取りを抑制するための政策を策定するよう促した。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 保健省人口局の推計によると、ベトナムの2023年の合計特殊出生率(TFR、1人の女性が一生に産む子供の平...
 ベトナム人の平均寿命は73.6歳だが、男女で差があり、女性の平均寿命(76.1歳)は男性(71.1歳)を5歳上回...

新着ニュース一覧

 米アップル(Apple)初の折りたたみスマートフォン「iPhone Duo」の予約受付が16日午後7時にベトナムで始...
 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG、東京都千代田区)および三菱UFJ銀行(東京都千代田区)の...
 ハノイ市都市鉄道(メトロ)管理委員会(MRB)は15日、市内のメトロ5路線の建設事業について、不動産開発を...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 南部メコンデルタ地方ドンタップ省タンタイン村(xã Tân Thạnh、旧タインビン郡)のファ...
 英国に本社を置く高級不動産コンサルティング会社のグローバル・ブランデッド・レジデンシズ(Global Br...
 南中部地方ラムドン省ダラットで11月6日(金)から8日(日)にかけて、「ベトナム・ジャズ・ヘリテージ・フ...
 ベトナム外務省のファム・トゥー・ハン報道官は15日の定例記者会見で、米国務省が9日に公表した「2026...
 ハノイ市文化スポーツ観光局の観光促進情報センターは、同市ハイバーチュン街区のトンニャット公園(統...
 日本全国で「イオンシネマ」99劇場を運営するイオンエンターテイメント株式会社(東京都港区)はこのほど...
 ベトナム郵便総公社(ベトナムポスト=Vietnam Post)は15日、携帯電話サービス向けのネットワーク識別番...
 ショッピングセンター内のアミューズメント施設およびプレイグラウンドの運営を手掛ける株式会社イオン...
 ハノイ市ザンボー街区(旧バーディン区)人民委員会は、トゥーレ公園(ハノイ動物園)の詳細計画(縮尺500分...
 株式会社高島屋(大阪府大阪市)の連結子会社である東神開発株式会社(東京都世田谷区)は、ハノイ市で開発...
 2026年7~9月のホーチミン市の住宅市場は、金利上昇や買い手の慎重姿勢を背景に、取引が低迷している。...
 ホーチミン市で、高齢者や障がい者などが営む露店や小さな屋台の位置情報が、Googleマップ上に「ガイン...
トップページに戻る