- 部屋の賃借巡る争いが殺人事件に発展
- 被害者の頭部をハンマーで殴って殺害
- 遺体をバイクで運んで畑に遺棄
南中部沿岸地方ビントゥアン省ファンティエット市ティエンギエップ村(xa Thien Nghiep)にある畑で1日午後5時半ごろ、中年男性の遺体が見つかった事件で、同省警察は4日、ニキフォロフ・ローマン(Nikiforov Roman)容疑者(男・40歳)を殺人と死体遺棄の疑いで逮捕した。
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殺害されたのは、同容疑者の親友だったE・Vさん(男性・46歳)。2人はロシア人で、事件発生まで同市ハムティエン街区(phuong Ham Tien)にある貸し部屋で一緒に暮らしていた。
貸し部屋で1月30日深夜、2人は部屋の賃借を巡る争いから、口論の末に殴り合う展開になった。その最中に我を失った同容疑者は、E・Vさんの頭部をハンマーで殴って殺害した。
証拠隠滅のため、容疑者は遺体をバイクに載せて運び、人気のない畑に遺棄した。地元住民が翌日夕方、両足を縛られた状態でベッドシーツや毛布、ビニール袋に包まれたE・Vさんの遺体を発見し、警察に通報した。
警察は直ちに捜査を開始し、証拠を掴んだ上で同容疑者を逮捕した。同容疑者は犯行を認めている。