- 40代後半の夫婦と11歳の孫娘が死亡
- 監視カメラにマスク姿の不審な男
- 被害者は頭部を撃ち抜かれて死亡
東南部地方ドンナイ省警察は4日午後、今月初めに同省ダクニャウ村(xa Dak Nhau)で発生した一家惨殺事件の捜査状況を発表し、被害者3人の情報を明らかにした。
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同省警察のグエン・ドゥック・ハイ署長は、非常に凶悪な事件であるとして、副署長2人を事件現場に向かわせて捜査の指揮を執るよう指示するとともに、公安省と関連当局に事件を報告し、専門チームを派遣して捜査を支援するよう求めた。
同省警察によると、検死結果で被害者3人はいずれも頭部を銃で撃ち抜かれたことが死因と特定された。また、監視カメラの映像を調べたところ、ライフルのようなものを抱えて、ヘルメットとマスクで顔を隠した不審な男が事件発生時に被害者宅の庭にいたのが確認された。
省警察は容疑者の追跡と捜査に全力を注いでおり、容疑者を発見した、あるいは事件解決につながる情報を持っている場合は、速やかに警察に届け出るよう国民に呼びかけている。
地元メディアによると、3日早朝に地元住民が農産物販売店の経営者夫婦と孫娘の3人が死亡しているのを発見した。死亡したのは、夫のD・D・Tさん(47歳)、妻のC・H・Hさん(48歳)、孫娘のD・T・Tちゃん(11歳)の3人。初動捜査では被害者の身体には多数の傷があり、事件現場には荒らされた形跡があったという。
なお、同省警察は6日、同事件の容疑者逮捕を発表した。逮捕されたのは、旧ビンフオック省在住のレ・シー・トゥン容疑者(男・33歳)。警察によると、同容疑者は犯行を認めているという。