店員はベトナム生まれのロボット、ハノイで話題のカフェ

2018/01/07 03:39 ICT配信

 「最も時間を要したのは、型の形成と修整、試運転です。小さいサイズのモデルでは問題がなくても、実際のサイズにしてみるとセンサーやリンクの変更やアップグレードが必要でした」。とタインさん。

 「モルタ」1体の制作にかかるコストは約1億VND(約49万8000円)。タインさんによると、初めての試作品のためコストがかかってしまったが、もしも数十~100体制作すれば1体あたり3000万VND(約14万9000円)でできるという。

 ロボットをカフェに導入するというアイデアを考え出したグエン・クオック・フィーさんは、日本の同じようなモデルに着想を得た。しかし、ベトナムで同じことをするのであれば、後々の保証や改善といった問題から、ロボットを輸入するのではなく自分で作りたいと考えた。2017年3月から準備を始め、ロボットは9か月後に完成した。フィーさんは商標登録も済ませているという。

 一般的なカフェでは、5~6人の店員が必要だが、モルタがいるこのカフェでは1シフトあたり2~3人いれば十分。タインさんとフィーさんは今後、モルタに新たな機能を搭載するほか、手と頭を動かせるようにしたり、声でコミュニケーションがとれるようにしたりと改善を行っていく計画だ。

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