JリーグJ2のコンサドーレ札幌はこのほど、住友商事との間で広告契約を締結した。住友商事は札幌の今季ホームゲーム残り3試合で、同社が出資するベトナム企業の広告やベトナム語でのメッセージが入った看板を出す。
(C) chingphu, レ・コン・ビン |
コンサドーレ札幌は今年7月、ベトナム代表で、同国きってのスター選手、レ・コン・ビンを獲得。シーズン終盤に新たにスポンサー契約を結ぶのは異例のことで、クラブが期待していた「レ・コン・ビン効果」が収入という形で表れた。
住友商事側は、ベトナムでの事業拡大に向けて、レ・コン・ビンの人気にあやかり、同国での知名度を向上させるのが狙いだ。
なお、同選手の期限付き移籍は2014年1月1日で終了するが、札幌との契約延長について、日本側とベトナム側で情報が錯綜しており、今後の去就に注目が集まっている。