ベトナム時間14日に開幕した国際サッカー連盟(FIFA)ワールドカップ(W杯)ロシア大会の各試合は、いずれも深夜の遅い時間帯にベトナムで放送されるため、夜食を取りながら試合を観戦する人が大勢いる。
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そのため、観戦のお供にとビールのつまみの売れ行きが好調で、商売が繁盛している。人気を集めているつまみとして、マンゴーとトウガラシで和えたモミジ(鶏足)、キンカンとレモングラスで和えたアヒルの足、酢で和えた牛肉、乾燥豚肉などが挙げられる。
マンゴーとトウガラシで和えたモミジは500g入り1パックが13万VND(約630円)程度で売られている。値段が手ごろなため、販売量は通常の4~5倍に増えているという。ハノイ市のある店では、生産量を通常の4倍に増やしているが、人手不足のため、多くの注文を断らざるを得ない状況だという。
自宅でビールを飲みながら試合を観戦する人もいる一方、カフェや居酒屋などで他のサッカーファンと一緒に試合を観戦する人も多い。こうした中、各店は顧客満足度を上げるため、メニューに多種多様なつまみを追加している。