2020年のベトナム女子バレーボール選手権女王であるトンティン・リエンベトポストバンク所属のダン・トゥ・フエン選手(19歳)がこのほど現役引退を表明した。クラブ公式ページが6日に明らかにした。
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クラブは同選手の引退について、「クラブだけでなく、ベトナムのバレーボール界にとっても非常に残念なことだが、フエン選手本人の意思を尊重した。フエン選手は昨シーズンの優勝に貢献し、これが彼女にとって最後のシーズンとなった。彼女の今後の更なる成功を祈る」との声明を発表した。
美人バレーボール選手としても非常に人気があったフエン選手が19歳の若さで電撃引退を発表したことに、多くのファンが驚きを隠せずにいる。同選手は、過去数シーズンにわたりユース年代の全国選手権で活躍。2000年にはトップチームに昇格し、グエン・リン・チーやドアン・ティ・ラム・オアインといった強力なライバルとレギュラー争いを演じた。
愛らしい容姿ばかりが注目されたフエン選手だが、実力的にも同年代ではトップクラスだった。13歳でトンティン・リエンベトポストバンクの下部組織に入団すると、めきめきと頭角を現し、セカンドチーム時代には全国ユース選手権の2連覇(2019-2020)を経験。全国ユースカップでは3度の優勝(2016,2019、2020)を経験している。
また代表レベルでは、2019年にU-19アジア女子バレーボール選手権でベトナム代表に選出されている。