南東部ラムドン省人民委員会はこのほど、ダラット市内にある通称「クレイジーハウス」と呼ばれる建築物を、1990年の着工から17年ぶりに、正式に認可することを決定した。
1650平米の敷地にそびえ立つ「クレイジーハウス」は、過去に共産党書記長を務めたチュオン・チン氏の娘で建築家のダン・ヴィエト・ガーさんが設計、所有しているもので、現在はホテルとして一般の人々にも開放されている。
ダラットの観光スポットとしてガイドブックなどでも紹介され、既に国内外の人々に広く知られている「クレイジーハウス」だが、古い巨木の幹に無数の穴が開いたようなあまりに奇妙な外観から、同省ではこれまで、このホテルを「建築物」として認めていなかった。