ロシアの航空会社ウラジオストク航空は13日、南中部カインホア省人民委員会との協議の席で、今年12月15日から来年3月24日までの期間、同省のカムラン国際空港とロシア極東部のウラジオストクとハバロフスクの2都市を結ぶ直行便を15便運航することを明らかにした。
ロシアのベトナムツアー観光客向けのフライトで、ツアー参加者はカインホア省でのホテル宿泊料金の20%割引、その他のサービス料金の割引などが受けられる。機材はツボレフTU-204またはエアバスA330を使用する。ウラジオストク航空はこの期間終了後も、この路線の運航を維持する意向を示している。
カインホア省ニャチャン市は1980年代からソ連(当時)、特にシベリア地域の観光客の保養地として人気が高かった。しばらくロシア人観光客の訪問は途絶えていたが、この数年ニャチャンツアーがブームになりつつあるという。