都心にありながらも、まるで農村のように静かで落ち着いた雰囲気を持つハノイ市のタイ湖は、毎年、蓮の花が咲くシーズンになると市民の憩いの場として大勢の人で賑わう。最近は、そよ風に吹かれながら蓮の湖を背景に写真撮影するカップルや若者などで溢れている。
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蓮がたくさん咲いている撮影スポットに入るためには、2万ドン(約97円)の入場料が必要だが、湖周辺には、アオザイや肚兜(中国風キャミソール)、ノンラー(笠帽子)など伝統的な衣装のレンタルサービスもあり、ノスタルジックな記念写真が撮影できると評判は上々のようだ。
自分達で撮影することも出来るが、湖周辺にはプロのカメラマンもおり、撮影から現像まで全て行ってくれる。また、蓮茶や蓮の実も売っているため、お土産に買って帰る人も多い。