世界各国の空港情報を提供するウェブサイト「スリーピング・イン・エアポート(The Guide to Sleeping in Airports)」<http://www.sleepinginairports.net>がこのほど発表した「アジアの空港ワースト10」で、ベトナムからハノイ市ノイバイ国際空港がワースト5位、ホーチミン市タンソンニャット国際空港がワースト8位にランクインした。
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同ランキングは毎年、空港の快適さ、利便性、衛生面、サービスの質などを一般利用客がインターネット上で評価・投票したデータに基づいて、大陸ごとのトップ10とワースト10をランク付けするもの。
この結果についてベトナム民間航空局(CAAV)の代表は、「同サイトは空港サービスを評価する専門機関ではない。同ランキングも専門家やプロの評価ではなく、インターネット利用者の投票によってランク付けされているだけ。したがってこれら2大国際空港のサービスの質に対する客観性は示されていない。我々も空港サービスを改善すべく尽力している」と否定的だった。しかし一方で、今後空港サービスの質を向上させるために必要な情報として、同ランキングの結果を前向きに受け入れる方針を示している。
なお、同ランキングのワースト10は以下のとおり。
1位:ベナジル・ブット国際空港(パキスタン・ラーワルピンディー)
2位:トリブバン国際空港(ネパール・カトマンズ)
3位:ニノイ・アキノ国際空港(フィリピン・マニラ)
4位:タシュケント国際空港(ウズベキスタン・タシュケント)
5位:ノイバイ国際空港(ベトナム・ハノイ市)
6位:広州白雲国際空港(中国・広東省広州市)
7位:プノンペン国際空港(カンボジア・プノンペン)
8位:タンソンニャット国際空港(ベトナム・ホーチミン市)
9位:シャージャラル国際空港(バングラデシュ・ダッカ)
10位:チェンナイ国際空港(インド・チェンナイ)