ダクラク省:「ゾウの糞コーヒー」のカフェ・ショップがオープン

2016/01/09 06:33 JST配信

 国内最大のコーヒー栽培地として知られる南中部高原地方ダクラク省の観光地、ラク湖(Ho Lak=Lak Lake)に12月、「ゾウの糞コーヒー(Ca phe voi)」を扱うカフェとショップが初めてオープンした。

(C) vnexpress
(C) vnexpress

 「ゾウの糞コーヒー」は、高級コーヒー豆「ブラック・アイボリー(Black Ivory)」としてタイなどで知られている。ジャコウネコの糞から採取したコーヒー豆「コピ・ルアク(Ca phe chon)」と同様に、ゾウにコーヒー生豆を食べさせて、糞から未消化の豆を採取して生産するもので、なめらかな口当たりと強い香りが特徴だ。

 2014年から「ゾウの糞コーヒー」を生産・販売している同省カオグエンベトコーヒー社(Cao Nguyen Viet Coffee)のグエン・ドゥック・タン副社長によると、コーヒー生豆30kgから生産できるゾウの糞コーヒーの量はわずか1kgだという。この希少性から、1kg当たりの価格は3190万VND(約17万円)に上り、一般的なコーヒー豆の10倍という高値で販売されている。

[VTV, 01:00 (GMT+7) 05/01/2016, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 南中部高原地方ダクラク省は、長きにわたり観光客を誘致してきた「象乗りツアー」から、「ゾウに優しい...
 ホーチミン市フーニュアン区ホアカウ通り(Hoa Cau)で、2か月ほど前からロフト風カフェが若者の間で人気...
 中部高原地方ラムドン省ダラット市でこのほど、「コピ・ルアク」のコーヒー農園とカフェが開業し、国内...

新着ニュース一覧

 ベトナム共産党政治局は、政治システムにおける職位・職務区分を改定する決定第368号-QD/TWを公布した...
 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 マレーシアを公式訪問したチャン・タイン・マン国会議長は同国の首都クアラルンプールで19日にジョハリ...
 南部メコンデルタ地方ドンタップ省に住むファン・ゴ・ジエム・フオンさん(女性・18歳)には「我が家」が...
 電動バイクの生産・販売を手掛ける地場スタートアップのダットバイク(Dat Bike)は18日、シリーズBラウ...
 消防関連設備を製造する韓国系のSテックビナ(S-TEC VINA)が、成長を遂げている。同社によると、ベトナ...
 ベトナム全国で多くの道路・橋梁プロジェクトを違法落札した建設会社トゥアンアングループ(Thuan An Gr...
 日本の気象庁が発表したデータによると、ベトナム時間の18日午後にフィリピンの東で台風9号(アジア名:...
 米国のニュース雑誌「タイム(TIME)」が発表した「2025年の世界ベスト企業(World’s Best Companies of 2...
 ホー・ドゥック・フォク副首相はこのほど、海外就労支援基金に関する首相決定第34号/2025/QD-TTgに代行...
 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビ
 ドイツの調査会社インターネーションズ(InterNations)が発表した、駐在員が住みやすい・働きやすい海外...
 西北部地方ライチャウ省共産党委員会は19日に開いた会議で、レ・ミン・ガン党委筆頭副書記が党委書記に...
 クーリングシステム製品やパワーシステム製品、サーボシステム製品を手掛ける山洋電気株式会社(東京都...
トップページに戻る