ホーチミン:日本スタイルの寝転がれるロフト風カフェが人気

2018/12/22 05:19 JST配信

 ホーチミン市フーニュアン区ホアカウ通り(Hoa Cau)で、2か月ほど前からロフト風カフェが若者の間で人気を呼んでいる。カフェは、4m2のロフト状の小部屋が上下に3段ずつ並んだ全16室からなり、はしごで上り下りする。

(C) vnexpress
(C) vnexpress

 各部屋には机や椅子、マットレス、ブランケット、クッション、電気スタンド、コンセントが完備されている。ロフトの飾り棚には日本から輸入した茶器などが飾られていたり、壁には掛け軸やブックシェルフが掛けられているなど細部まで凝っている。

 同店はベトナム人のグエン・トゥイ・ズオンさん(27歳)と日本人の友人でオープンしたもので、眠ったり寛げるカフェとして日本で話題となった「コーヒー・イン・ベッド」を参考にして5か月間かけて施工した。

 価格は、2時間の時間制限付きで部屋代とドリンク1杯込み10万VND(約490円)。また、25万VND(約1230円)で時間無制限でドリンクもメニューの中から好きなものを選ぶことができる。部屋代は1室単位の料金のため、グループで利用する場合は飲み物代のみの加算となる。ドリンクメニューは3万5000~6万VND(約150~300円)で、日本スタイルのフードメニューもある。

 営業時間は朝から夜22時30分までで、ドリンクやスイーツは注文すると各部屋まで運ばれ、客は自宅のようにマットレスでに転んだり、パソコンを広げたりして寛ぐことができる。客が退室した後はスタッフが部屋を清掃するため清潔だ。

 現在、1日200人ほどの客が利用しており、今後はタンソンニャット国際空港でも店舗をオープンする予定だという。

[vnexpress 14:05 14/12/2018, T]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 世界経済フォーラム(WEF)はこのほど、ASEAN諸国における若者の技能と将来の職業に関する調査結果を報告...
 島根県を拠点とする日本茶の製造メーカー株式会社千茶荘(島根県松江市)は、同社プロデュースの日本茶カ...
 コーヒーメーカーのチュングエン・インターナショナル(Trung Nguyen International=TNI)は5日、ホーチ...
 ホーチミン市とハノイ市で若者の人気を集めているカフェ「アイスコーヒー(Ice Coffee)」を知る人は多い...
 スウェーデン最大手のカフェチェーン「ウェインズ・コーヒー(Wayne’s Coffee)」のベトナム1号店...
 ベトナムで電子商取引(eコマース=EC)サイトを展開するスターマーク・ホールディングス(STARMARK HOLDI...
 国内最大のコーヒー栽培地として知られる南中部高原地方ダクラク省の観光地、ラク湖(Ho Lak=Lak Lake)...
 ハノイ市カウザイ区にある、トイレをテーマとしたカフェが若者の間で人気を集めている。同カフェのオー...

新着ニュース一覧

 米マイクロソフト(Microsoft)が発表した調査報告書「ワークトレンド指数(Work Trend Index)」2025年版...
 在ベトナム米国大使館は18日、巡視船「CSB8022」をベトナム海上警察に引き渡したと発表した。越米間の...
 宅配を手掛ける地場ゴゾ・エクスプレス(Gozo Express)は18日、地場系コングロマリット(複合企業)
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
(※本記事はVIETJOベトナムニュースのオリジナル記事です。) 【ロンドン編】はこちら 【パリ編】は
 最先端の機械学習テクノロジーを活用してモバイル資産を識別・評価・最適化する米国のラウンズ(Rounds)...
 サイゴンハノイ保険[BHI](Sai Gon-Ha Noi Insurance Corporation)は、韓
 ホーチミン市7区のサイゴンエキシビション&コンベンションセンター(SECC:799 Nguyen Van Linh, quan ...
 ベトナムは、ライチの生産量で中国に次ぐ世界2位となっている。  2025年の収穫量は約30万3000tで、...
 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電
 ハノイ市ノイバイ国際空港で、ベトナム人乗客による日本円の違法持ち出しが発覚した。税関当局が18日に...
 国内IT最大手のFPT情報通信[FPT](FPT Corporation)はこのほど、東南部地
 国会は18日、エネルギー使用効率化法の一部を改正・補足する法律を可決した。同法は2026年1月1日に施行...
 持田製薬株式会社(東京都新宿区)とMeiji Seikaファルマ株式会社(東京都中央区)は、持田製薬が日本で販...
 ベトナム発のITソリューション企業であるカオピーズ(Kaopiz、ハノイ市)と、東南アジア市場における医療...
 米グーグル(Google)と財政省傘下のベトナム国家イノベーションセンター(NIC)は18日、ベトナム国内での...
トップページに戻る