ブンタウ:英国人男性の私設武器博物館、4年ぶりに再オープン

2016/04/29 15:57 JST配信

 東南部地方バリア・ブンタウ省ブンタウ市チャンフンダオ通り98番地(98 Tran Hung Dao St., Vung Tau)で21日、英国人武器収集家のロバート・テイラー氏(男性・70歳)が開設した武器博物館(Worldwide Arms Museum)が4年ぶりに再オープンした。

(C) zing
(C) zing
(C) zing, ロバート・テイラー氏
(C) zing, ロバート・テイラー氏

 同氏は1991年から同省に住んでいる。2010年に同市ハイダン通り14番地(14 Hai Dang St., Vung Tau)に同博物館をオープンし、2011年にはベトナムギネスにより「国内最大の個人蔵による武器博物館」として認定された。しかし2012年、ベトナム人妻と離婚し財産に関して問題が生じたことから、閉館せざるを得なくなったという。

 同博物館には、17世紀から20世紀にかけての世界各国の古武器2500点余りが展示されている。展示物の中には、英国やドイツ、フランス、米国、イタリア、オランダなどの銃や刀剣、槍、軍服がある。

 中でも、革命期のフランスの軍人で政治家のナポレオン・ボナパルトが使ったというカービン銃、1728年に製造された英国女王の拳銃、第一次世界大戦中のロシアのマキシム機関銃なども展示されている。更に、日本の「サムライ」の衣装もあるという。

 開館時間は8時から18時まで。入場料は、ベトナム人が5万VND(約250円)、外国人が10万VND(約500円)となっている。

[Ngoc An, Zing, 09:42 21/04/2016, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ホーチミン市に住むフイン・ミン・ヒエップさん(男性・46歳)は、25年の年月をかけてベトナム南部がフラ...
 「捕虜になった革命戦士博物館」という少し変わった名称の博物館が、ハノイ市中心部から30キロメートル...
 ベトナム・ブック・オブ・レコーズはこのほど、バリア・ブンタウ省ブンタウ市にある武器博物館「The wo...

新着ニュース一覧

 ベトナム株式市場は7日の取引で、アジア主要市場の中で最も大きく下落した。VNインデックスは前日比▲43...
 政府は、台風13号(アジア名:カルマエギ、日本では台風25号)で被災地となった南中部地方のクアンガイ省...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ベトナム国家民間防衛指導委員会は7日朝、6日夜に南中部に上陸した台風13号(アジア名:カルマエギ、日...
 混み合う大学の中庭で、身長110cmのグエン・ティ・フオンさん(女性・23歳)は、まるで小学生が足早に歩...
 ホーチミン市建設局傘下の11区建設投資プロジェクト管理委員会は4日、同市フート街区(旧11区)のフート...
 韓国の食品製造会社であるサムファF&C(Samhwa F&C)はこのほど、自社で展開するフローズンヨーグルトの...
 ベトナムIT最大手のFPT情報通信[FPT](FPT Corporation)は、ドイツのフラ
 ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は6日、独自ブランドの香り「ニャー
 計画投資省海外投資局(FIA)が発表した海外直接投資(FDI)に関するデータによると、2025年1~10月期のFDI...
 ハノイ市人民委員会主席のチャン・シー・タイン氏が5日、党中央執行委員会によって中央監査委員長に選...
 ハノイ市の国家展示センター(VEC)で開催された「秋季フェア」で、トゥアンギア製造組立(Tuan Nghia)が...
 ホーチミン市建設局によると、同市コンダオ特区(コンダオ諸島)で初の電気バス路線が12月初旬に運行を開...
 格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は、11月11
 自然エネルギー発電所の発電事業(IPP)などを手掛ける自然電力株式会社(福岡県福岡市)がグループ会社を...
トップページに戻る