ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は7月から、国内線と国際線のビジネスクラスの乗客に対し、コーヒー6種類の提供を開始した。これまでは、ブラックまたはミルク入りといった種類しか提供していなかったが、今後は高度1万mの機内で本格的なコーヒーメニューを提供するという。
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提供するのは、◇バックシウ(ホワイトコーヒー)、◇ブラックコーヒー、◇カフェスア(コンデンスミルク入りコーヒー)、◇アメリカン、◇カフェラテ、◇エスプレッソの6種類。対象路線は、ハノイ~ホーチミン間の国内線および、ヨーロッパ、オーストラリア、米国、日本、韓国行きの国際線。
なお、エコノミークラスの乗客に対しては、4つ星エアラインの基準に基づいて、引き続き高品質なインスタントコーヒーを提供していく。HVNでは、地場大手コーヒーメーカーのチュングエングループ(Trung Nguyen Group)傘下のチュングエン・レジェンド(Trung Nguyen Legend)が製造するインスタントコーヒー「G7」を使用している。
HVNのダン・アイン・トゥアン副社長は、「顧客のニーズに耳を傾けて、国際航空としての使命を果たし、顧客にとって馴染みの深いコーヒーメニューを提供することができ嬉しく思う。文化的アイデンティティを背負う航空会社として、ベトナムコーヒーを世界に広めることに誇りを持ち、文化の懸け橋になりたいと願っている」と述べた。