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ウーミン(U Minh)マングローブ林:
植物250種、爬虫類20種、鳥類180種以上が生息しており、昔のままの自然を残している。
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ラムビエン公園(Công viên Lâm Viên):
18ヘクタールの敷地に娯楽施設や公園のほか、ワニ、サル、モニタートカゲ(中型~大型のトカゲ)、ニシキヘビ、ヘビ、カメなどを保護している。特に鳥類保護区には数千羽もの鳥が生息し、バードウォッチングの人気スポットになっている。
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カマウ岬国立公園(Vườn quốc gia Mũi Cà Mau):
「ラムサール条約湿地」に認定された国立公園。総面積4万1862ヘクタール、このうち陸地面積が1万5262ヘクタール、海域面積が2万6600ヘクタール。水産動植物233種類、鳥類93種類、爬虫類43種類、哺乳類26種類、両生類9種類が生息しており、レッドブック(絶滅危惧種に関するデータブック)に載った希少動植物も生息している。 |
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フランス式別荘(ヴィラ)群:
約100年前のフランス植民地時代に建設されたフランス式の優雅な建築物群。ヴィラの中には、南ベトナムのゴ・ディン・ジエム初代大統領の実弟で、大統領顧問を務めたゴ・ディン・ヌーの妻チャン・レ・スアンの実家がある。その他、バクリエウ市図書館として利用されているヴィラもある。図書館の隣にはバクリエウ博物館があり、ここでは同省に住む◇キン族、◇クメール族、◇華僑の文化などを紹介しているほか、2~7世紀ごろに栄えた港市オケオの時代のものとされる出土品が展示されている。
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バクリエウ公子ホテル(Khách sạn công tử Bạc Liêu):
バクリエウ公子(バクリエウ省の御曹司)として知られた大富豪チャン・チン・フイ氏の実家をホテルに改装したもの。このホテルの宿泊客は、当時の大富豪一族の生活を体験できる。バクリエウ公子の逸話は幾つかあるが、当時の暮らしぶりを思わせる話を一つ紹介しておこう。ある美しい娘をめぐって、フイ氏とメコンデルタ地方ティエンザン省ミトー市の大富豪レ・コン・フオック氏が競い合ったときのことだ。どちらがより金持ちかはっきりさせようという話になり、持っていた札束を燃やして、先に青豆のチェー(ベトナム風ぜんざい)を煮ることができた方が勝ちというゲームを行ったと伝えられている。
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