東南部ドンナイ省人民委員会はこのほど、同省で建設が予定されている工業団地の一部を裾野産業専用の工業団地として開発する案をグエン・タン・ズン首相に提案した。既に30か所の工業団地建設計画が首相の承認を得ており、その中から一部の工業団地を裾野産業専用工業団地とする計画だ。9日付ドンナイ紙が報じた。
裾野産業専用工業団地の開発を通して、ハイテク分野の企業を誘致することで、輸入に依存しない製品生産体制を整える。これにより貿易赤字の削減にも繋がると期待されている。なお、同省は現在までに35の国・地域から200億ドル(約1兆5400億円)の海外直接投資(FDI)を誘致している。