- トゥーソン市の工業団地内にドライポート
- 用地面積11.5ha、年間貨物取扱量12万TEU
- 世界的な大企業が拠点展開、工業発達
交通運輸省は、北部紅河デルタ地方バクニン省トゥーソン市(TP. Tu Son)のティエンソン工業団地内にドライポートを開設することを決定した。
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物流の円滑化を図る同ドライポートは用地面積11.5haで、年間貨物取扱量は12万TEUの見込み。投資主を務めるのはバックキー投資(Bac Ky Investment)。
2050年までを視野に入れた2021年から2030年までのベトナムのドライポートシステム開発計画によると、ティエンソンドライポートは道路と多様に接続し、北部紅河デルタ地方ハイフォン市や東北部地方クアンニン省の港湾、また中国に隣接する東北部地方ランソン省の国境検問所にも接続する。
バクニン省は国内で面積が最も小さい省・市レベルの行政区だが、韓国サムスン(Samsung)や台湾フォックスコン(Foxconn=鴻海)をはじめ、世界的な大企業が拠点を展開し、工業が発達しているエリアとして知られる。