ドンナイ省に原子力研究センターを建設、研究用原子炉など併設

2025/01/15 13:57 JST配信
  • 原子力科学技術研究センターの建設計画
  • 用地割当と縮尺1/500の計画図策定を決定
  • ロスアトムが人材育成などでベトナム支援

 東南部地方ドンナイ省人民委員会は13日、同省で建設が計画されている原子力科学技術研究センタープロジェクト向けの用地の割当と縮尺500分の1の計画図の策定を決定した。

(C) doanhnghiepkinhdoanh
(C) doanhnghiepkinhdoanh

 決定によると、同センターはロンカイン市ハンゴン村(xa Hang Gon, TP. Long Khanh)の97haの用地にまたがり、出力10MWの研究用原子炉や、実験室、付随施設などを併設する。

 ロシアの国営原子力企業ロスアトム(ROSATOM)が、研究用原子炉の建設と、人材育成を含む同プロジェクトの展開でベトナムを支援している。

 同センターは科学技術省が投資主を務め、800~1000人の専門家・研究員を擁する。原子力の研究・応用や農業・工業・医療・鉱物をはじめとする経済開発に貢献することが期待される。

[Tuoi Tre 20:27 13/01/2025, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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