- 大弘企画のベトナム法人と覚書締結
- 主要都市で屋外広告の企画と運用など推進
- 屋外広告やデジタル屋外広告の需要増
韓国ロッテグループ傘下の広告代理店である大弘企画(Daehong Communications)はこのほど、同社ベトナム法人の大弘コミュニケーションズ・ベトナム(Daehong Communications Vietnam)が、ベトナムの大手広告代理店キムガングループ(Kim Ngan Group)と、屋外広告事業に関する協力に向けた覚書(MOU)を締結したと発表した。
![]() (C) 大弘企画 |
両社は覚書に基づき、ベトナムの主要都市で屋外広告の企画と運用、企業向けマーケティングサービスの開発、広告パッケージの開発と販売を共同で推進する。
提携の背景には、ベトナムにおける観光客の増加などを受け、大型の屋外広告やデジタル屋外広告の需要が増えていることがある。
大弘企画は「キムガングループと共に、ベトナムで活動する企業に向けてより多様な屋外広告サービスを提供する」と述べた。
大弘コミュニケーションズベトナムはこれまで、ロッテマートやロッテ百貨店などを対象に、デジタル広告や屋外広告を運用してきた。最近では、ベトナムで成長が見込まれるデジタル広告や屋外広告の事業拡大に努めている。
一方、キムガングループは、ハノイ市やホーチミン市、南中部沿岸地方ダナン市といった主要都市で、計約330件の屋外広告を運用中だ。ベトナム投資開発銀行[BID](BIDV)や米アップル(Apple)などの大手企業を主要な取引先としている。