FPT、ビンズオン省で教育複合施設を着工 26年完成

2025/06/20 05:02 JST配信
  • 最大4000人規模の教育複合施設案件
  • 教室棟、学生寮、多目的施設など併設
  • ビンズオン省の戦略と連動する重点事業

 国内IT最大手のFPT情報通信[FPT](FPT Corporation)はこのほど、東南部地方ビンズオン省で最大4000人規模の教育複合施設案件を着工した。

(C) baodautu
(C) baodautu

 同施設は、ビンズオン省タンウエン市タイホア街区にある面積8万4000m2の用地に建設され、延床面積は約13万m2となる。教室棟、学生寮、多目的施設、サッカー場などを併設する。完成時期は2026年1~3月期、運用開始時期は同年7~9月を予定している。

 このプロジェクトは、ビンズオン省が掲げるイノベーション・人材育成・デジタルインフラ整備に向けた戦略と連動する重点事業と位置付けられており、教育分野におけるFPTの長期ビジョンと社会的責任を表している。

 FPTのグエン・バン・コア社長は着工式で、「教育は科学技術の発展、国際統合、国家のデジタル化、民間経済の発展という4本柱の戦略を実現する基盤だ」と強調した。今後も地方自治体と連携し、デジタル時代に対応した教育エコシステムの構築を進める方針を示した。

 なお、FPTは現在、全国各地で教育ネットワークを展開しており、教育施設約90か所と学習者14万5000人を擁している。

[Bao Dau Tu 07:51 19/06/2025, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

新着ニュース一覧

 ベトナムは、ライチの生産量で中国に次ぐ世界2位となっている。  2025年の収穫量は約30万3000tで、...
 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電
 ハノイ市ノイバイ国際空港で、ベトナム人乗客による日本円の違法持ち出しが発覚した。税関当局が18日に...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
(※本記事はVIETJOベトナムニュースのオリジナル記事です。) 【ロンドン編】はこちら 【パリ編】は
 国内IT最大手のFPT情報通信[FPT](FPT Corporation)はこのほど、東南部地
 国会は18日、エネルギー使用効率化法の一部を改正・補足する法律を可決した。同法は2026年1月1日に施行...
 持田製薬株式会社(東京都新宿区)とMeiji Seikaファルマ株式会社(東京都中央区)は、持田製薬が日本で販...
 ベトナム発のITソリューション企業であるカオピーズ(Kaopiz、ハノイ市)と、東南アジア市場における医療...
 米グーグル(Google)と財政省傘下のベトナム国家イノベーションセンター(NIC)は18日、ベトナム国内での...
 英国タイムズ紙(The Times)が発行する高等教育情報誌「タイムズ・ハイアー・エデュケーション(The Time...
 ホーチミン市輸出加工区・工業団地管理委員会(HEPZA)によると、同市の工業団地・輸出加工区は2020年か...
 ドナルド・トランプ米大統領の2025年個人資産開示報告書には、ベトナムでのフランチャイズ契約による50...
 アイウエアの企画・製造・販売・輸出入などを手掛ける株式会社ジンズホールディングス(JINS、東京都千...
 海運や物流事業などを手掛ける韓国の商社STXと、有機質肥料を製造する韓国のミグァン(Mee-kwang)はこの...
 政府は、地域別最低賃金の適用地域区分を7月1日から村レベルの行政区(街区=phuong、村=xa、特区=dac...
トップページに戻る