中国青海省と東南部地方ドンナイ市を結ぶ初の国際貨物列車が3日、ハノイ市ドンアイン駅を出発し、ドンナイ市チャンボム駅へ向かった。これにより、中国内陸部とベトナムを結ぶ新たな越境物流回廊が開かれた。
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輸送時間を大幅短縮
同列車は5月27日に青海省の双寨(シュアンジャイ)駅を出発し、約1000tのポリ塩化ビニル(PVC)樹脂を輸送している。中国広西チワン族自治区の憑祥(ピンシャン)駅と東北部地方ランソン省ドンダン駅の国境検問所を経由し、6月2日にハノイ市イエンビエン駅に到着して税関手続きや貨物の積み替えを行った。
総延長は約4000km(中国領内2178km、ベトナム領内1700km以上)に及ぶ。直通運行により、従来の12~15日から約7日間へと輸送時間が大幅に短縮された。この新路線の開設は、トー・ラム書記長 兼 国家主席が2026年4月に中国を公式訪問した際に合意された、両国間の鉄道分野における戦略的協力を具体化するものだ。
今後の展望
ベトナム鉄道総公社(Vietnam Railways=VNR)によると、今回の路線開設は中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の経済回廊における戦略的な一歩となる。同社は復路の空車を減らし、運行効率を高めるため、ベトナムから中国への双方向の貨物輸送ネットワークの構築を急いでいる。
また、2026年の「越中観光年」に合わせてハノイ市と中国の南寧や北京を結ぶ国際旅客列車も再開された。今後は両国間の接続をさらに強化するため、投資総額203兆VND(約1兆2300億円)に上る西北部地方ラオカイ省~ハノイ市~北部紅河デルタ地方ハイフォン市間の標準軌鉄道プロジェクト(全長391km)など、大規模なインフラ整備が計画されている。




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