ホーチミンで「宮崎マンゴー」の栽培に成功、価格は輸入品の4分の1

2026/07/21 05:27 JST配信

 ホーチミン市アンニョンタイ村(旧クチ郡)で、日本を代表する高級果物「宮崎マンゴー」の現地栽培に成功し、初の収穫を迎えた。

イメージ画像
イメージ画像

 地場の果樹栽培会社ステラ・オーチャード(Stellar Orchard)が約4年にわたる試験栽培を重ね、現地の気候や土壌に適応する系統を選定し、生産を実現した。

 栽培では温室を導入し、点滴灌漑システムなどを活用して水分や栄養分を厳格に制御している。また、果実の糖度を高め、色合いを良くするため、木1本あたりの果実の数を5~7個に制限するなど、徹底的な管理を行っている。

 4年目を迎えた1500本の木から、今回は初の収穫として約400個が市場に出荷された。価格は1個あたり30万~60万VND(約1840~3700円)で、直接販売や高級果物店向けに供給され、短期間で売り切れた。この価格は日本からの輸入品の20~25%程度に抑えられている。

 現地の農民協会によると、今回の栽培成功は単なる新品種の導入にとどまらず、高付加価値製品や先端技術の導入を目指す都市型農業への力強いシフトを反映している。繊細な管理が必要なため、容易に大規模栽培へ移行できるわけではないが、さらなる品質向上や収穫時期の調整に向けて研究が続けられている。


© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 目に鮮やかな赤い皮が特徴の宮崎県産アップルマンゴーの持ち込み輸入が昨年からハノイ市やホーチミン市...
 昨年5月の初競りで2玉300万円の過去最高値を記録した北海道の夕張メロンがベトナムでも話題になってお...
 2016年末から「インティメックス(Intimex)」や「ビッグC(Big C)」などのスーパーマーケットチェーンで...
 2週間ほど前からハノイ市やホーチミン市の輸入青果店などで日本のビワが1kg当たり400万VND(約1万9700円...
 2017年のテト(旧正月)が近付く中、ベトナムの富裕層の間で世界一高価な果物の1つとして知られる日本の...
 日本からベトナムに持ち込み輸入されたブドウが、高額にもかかわらず人気を呼んでいる。「シャインマス...

新着ニュース一覧

 東南部地方ドンナイ市フンティン村(xa Hung Thinh、旧ドンナイ省チャンボム郡)の国道1号線で21日未明、...
 南部地方タイニン省内務局はこのほど、同省バムコー村に住むグエン・ティ・レさん(女性・80歳)を、戦死...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 教育訓練省によると、7月に開催された化学、生物学、数学、経済の各種国際オリンピックで、ベトナムの...
 南中部地方クアンガイ省ゴーコー村の岩場では、製塩を行う住民が、天日にさらした海水を岩のくぼみに少...
 建設省傘下ベトナム航空局(CAAV)によると、米国の航空機エンジンメーカーであるプラット・アンド・ホイ...
 英スタンダードチャータード銀行(Standard Chartered Bank)は20日、ベトナムの2026年の国内総生産(GDP)...
 ベトナム国家銀行(中央銀行)は、ベトナム預金保険(DIV)が支払う預金保険金の上限額を定めた通達第5号/2...
 政府は17日、暗号資産および暗号資産市場に関する行政違反の処分を定めた政令第284号/2026/ND-CPを公布...
 ホーチミン市アンニョンタイ村(旧クチ郡)で、日本を代表する高級果物「宮崎マンゴー」の現地栽培に成功...
 国際航空運送協会(IATA)が発表した2025年の世界航空輸送統計(WATS)によると、2025年のベトナムの航空旅...
 西北部地方ラオカイ省で開かれた2026年の同省投資促進会議で、国防省傘下の携帯通信大手ベトナム軍隊工...
 北中部地方タインホア省の養豚場で18日夕方、作業員が有毒ガスを吸い込んで倒れる労働災害が発生し、5...
 西北部地方のライチャウ省、ラオカイ省、ディエンビエン省、ソンラ省で15日から18日にかけて、大雨によ...
 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)管理委員会(MAUR)と公安省傘下のグローバルテレコム総公社(ジーテル=GTE...
トップページに戻る