26年5月鉱工業生産指数、増加基調続く 1~5月期は直近4年で最高

2026/06/04 16:45 JST配信

 財政省傘下統計局(NSO)の発表によると、2026年5月の鉱工業生産指数(IIP)の推定値は前月比で+3.3%増、前年同月比で+8.8%増加した。

(C) VietnamPlus
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 また、1~5月期のIIPは前年同期比+9.1%増となり、直近4年間の同期間として最高水準を記録した。製造・加工業が引き続き全体を牽引し、雇用情勢にも改善が見られる。

注目のポイント:本格的な拡大期に入った生産活動

 今回の統計で最も注目すべき点は、1~5月期のIIPが直近4年間で最高の伸び(+9.1%増)を示し、生産活動が本格的な拡大期に入ったことだ。

 特に全体の成長を牽引しているのが製造・加工業で、前年同期比+9.5%増を記録し、全体の伸びに7.4%pt寄与した。

主要産業および製品の動向

 1~5月期の主要産業分野を見ると、機械設備の設置・修理・保守メンテナンス(+21.3%増)が最も高い伸びを示した。次いで、金属(+20.2%増)、原動機付き車両(+18.0%増)、化学品(+16.9%増)、非金属鉱物製品(+16.2%増)などが高い水準を維持している。また、鉱業は前年同期の▲4.1%減から+5.5%増へと大きく回復した。

 主要製品別でも、バイク(+36.0%増)、自動車(+26.7%増)、水産加工品(+21.6%増)、圧延鋼材(+21.5%増)が大幅に増加した。

雇用の拡大と地方別の生産動向

 生産拡大に伴い、企業の採用意欲も高まっている。5月1日時点の工業企業の労働者数は前年同時点比で+3.4%増加した。中でも外資系企業の労働者が+3.4%増、製造・加工業が+3.5%増と、外資系企業でも生産体制の強化が進んでいる。

 地方別に見ると、全国34省・市すべてで1~5月期のIIPが前年同期を上回った。特に北部紅河デルタ地方ニンビン省(+28.3%増)や北中部地方ハティン省(+27.1%増)など、製造・加工業が好調な地域が成長を牽引した。

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