北中部地方フエ市のフエ遺跡保存センターはこのほど、世界文化遺産「フエの建造物群」の新たな見学規則を発表した。この規則は、文化遺産の価値を守り、安全で秩序ある見学環境を整えることを目的としている。
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露出度の高い服装や無許可のドローン使用を禁止
新規則によると、見学者は節度ある服装をする必要がある。特に、神聖な内殿や礼拝所では、ハーフパンツ、ミニスカート、肩が露出する服、その他不適切な服装での立ち入りが禁止される。また、内殿に入る際は帽子を脱ぎ、静粛を保たなければならない。
さらに、無許可でのドローンの使用や、許可を得ずに行うパフォーマンスや撮影、体験活動、飲食なども禁止となる。敷地内は禁煙で、武器や爆発物、有害物質、生きた動物の持ち込みも認められない。
展示物や建造物への落書き、芝生を踏み荒らす行為、草花の採取といった景観を損ねる行為も固く禁止される。規則に違反した場合は、警備員から見学の中止を命じられる場合があり、損害を与えた場合は法的責任を負う。
過去には損壊事件も発生
フエの建造物群では近年、一部の見学者が露出度の高い服装で入場するケースが問題視されていた。また、2025年5月には、国宝に指定されている阮(グエン)朝(1802~1945年)の玉座が損壊される事件が発生した。玉座は同年6月に修復されて元の場所に戻されたが、犯人は禁固3年6か月の判決を受けた。
今回の厳格な新規則の策定の背景には、こうした文化遺産の保護に対する危機感もある。







免責事項
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