- 178haの用地に建設、投資総額75億円
- 国内の高付加価値産業の発展に寄与
- WHAはベトナムに累計540億円を投資
北中部地方タインホア省人民委員会はこのほど、タイの工業団地開発大手WHAグループ(WHA Group)と協力し、第1WHAスマートテクノロジー工業団地(WHA Smart Technology 1)の起工式を開催した。
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同案件は、WHAグループが投資主となり、ホアンザン村(xa Hoang Giang)、ホアンソン村(xa Hoang Son)、ホアンフー村(xa Hoang Phu)にまたがる約178ha(第1期)の用地に建設される。投資総額は1兆3200億VND(約75億円)余りで、工期は36か月を予定している。
イノベーション、デジタル化、持続可能な開発を統合したスマートエコ工業団地として開発し、電子機器や電気機器、自動車部品、物流、裾野産業などの高付加価値産業の発展に寄与する。また、先進的な技術とスマート管理の導入により、持続可能な開発と運営の効率化を図る。
なお、WHAはこれまでに、ベトナム事業向けに約3億6000万USD(約540億円)を投資しており、ハノイ市、北部紅河デルタ地方フンイエン省、北中部地方ゲアン省、同タインホア省でプロジェクトを展開している。今後は水処理、再生可能エネルギー、工業不動産分野にも事業を拡大する計画だ。