- 第2WHAスマートテクノロジー工業団地案件
- 面積約175ha、投資総額約80億円
- 今後5年間で10億USD以上の追加投資を計画

北中部地方タインホア省人民委員会はこのほど、タイの工業団地開発大手WHAコーポレーション(WHA Corporation)グループに対し、第2WHAスマートテクノロジー工業団地案件の投資方針決定書を手渡した。
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同工業団地は、同省ティエウホア郡のティエウザン村(xa Thieu Giang)、ティエウクアン村(xa Thieu Quang)、ティエウティン村(xa Thieu Thinh)、ティエウホップ村(xa Thieu Hop)にまたがる面積約175haの用地に建設される。
投資総額は1兆4500億VND(約80億円)超で、うち約2250億VND(約12億4000万円)を投資主の自己資金で賄う。工期は土地の引き渡し日から36か月以内で、運営期間は投資方針が承認された日から50年間となる。
これに先立つ2024年3月、WHAグループはタインホア省におけるWHAスマートテクノロジー工業団地のインフラ整備案件に関して投資方針の承認を受けており、今回の案件はそれに続くものとなる。
同グループは、タイ国内で工業団地開発のほか、物流、エネルギー、デジタルソリューション分野も展開している。ベトナム市場では今後5年間で10億USD(約1440億円)以上の追加投資を計画しており、対象地域としてタインホア省のほか、北中部地方ゲアン省、北部紅河デルタ地方ハイフォン市、同ハナム省などが挙げられる。