- スマートエコ工業団地の開発で覚書締結
- 総面積250ha、最新のインフラを整備
- ベトナムを戦略的市場と位置付け

タイの工業団地開発大手WHAグループ(WHA Group)はこのほど、北部紅河デルタ地方フンイエン省人民委員会との間で、スマートエコ工業団地の開発に関する覚書(MOU)を締結した。
![]() (C) WHA Group |
締結式には、ファム・ミン・チン首相と、ベトナムを公式訪問していたタイのペートンターン・シナワット首相が立ち会った。シナワット首相は15日と16日にベトナムに滞在していた。
このプロジェクトの総面積は250haで、環境に配慮した最新のインフラを整備し、ハノイ市、同市ノイバイ国際空港、北部紅河デルタ地方ハイフォン市のハイフォン港への優れたアクセスを活かして開発を進める予定だ。
WHAグループは、2017年以降ベトナムを戦略的市場と位置付けており、これまでに工業団地、物流施設、ユーティリティ事業に累計3億6000万USD(約520億円)を投資してきた。南中部沿岸地方クアンナム省をはじめとする中部地域への進出も進めており、今後もベトナム国内の主要地域での事業拡大を計画している。