東北部地方タイグエン省警察経済警察部は13日、コンピューターネットワークや通信ネットワーク、電子機器を利用して資産を横領した容疑で、タクシー運転手ら4人を逮捕したと発表した。容疑者らは、車両のセンサーを無効化する電波妨害機器を使用して、会社から運賃を騙し取っていた。
![]() (C) タイグエン省警察 |
犯行の手口と経緯
逮捕されたのは、不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンファスト(VinFast)製電気自動車(EV)・電動バイクのレンタカー・タクシー会社で、配車サービス「グリーンSM(Green SM)」を展開するグリーンSM(Green SM)のタイグエン省支店に所属するタクシー運転手3人と、元運転手で機器を販売していたマー・カイン・フン容疑者(26歳)の計4人だ。
フン容疑者は2025年4月に同社で運転手として働き始めたが、電波妨害機器の使用が発覚して解雇された。その後、2025年5月から2026年4月にかけて、複数人の運転手に機器を1台50万~90万VND(約3000~5400円)で販売していた。
容疑者3人は、フン容疑者から機器を購入し、助手席や後部座席に設置されていた乗客の有無を感知する赤外線センサーに電波妨害機器を取り付けた。これにより、システムに乗客がいないと誤認識させ、売上を会社に申告せずに運賃を横領していた。
現行犯逮捕と今後の捜査
警察はサイバー空間の監視とグリーンSMからの通報を受けて捜査を開始し、4月28日、客を乗せて機器を使用していた運転手3人を現行犯逮捕した。現場では、乗客認識機能を無効化する電子機器8台などが押収された。その後、警察は同月30日に4人の容疑者について事件として立件した。
グリーンSMによると、現在タイグエン省内では約800台の同社タクシーが稼働している。容疑者らの手口は新しく巧妙であり、会社の事業活動に深刻な損害を与えたとしている。
警察の取り調べに対し、4人は容疑を認めており、同省警察は機器の供給網や関与した他の人物の特定など、事件の全容解明に向けて捜査を拡大している。





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