ホーチミン市警察は、豚肉を化学薬品で処理して「牛肉」として販売し、巨額の利益を得ていたグループを摘発し、主犯格の男ら2人を逮捕したと発表した。
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巧妙な手口と販売ルート
食品安全規定違反の容疑で逮捕されたのは、同市ビンチドン街区(旧ビンタン区)在住のグエン・バン・タイ容疑者(39歳)と、チュンミータイ街区(旧12区)在住のグエン・バン・タン容疑者(36歳)の2人。
タイ容疑者は2024年から、1kgあたり11万VND(約660円)で雌豚の肉を購入し、肉の加工への使用が禁止されているピロ亜硫酸ナトリウム(sodium metabisulphite)を混ぜた水に浸して臭いや状態を変化させた。
その後、豚の血に浸して牛肉に偽装し、1kgあたり15万VND(約900円)で販売していた。さらに、安価な冷凍牛肉も同化学薬品に浸して色と保存期間を保ち、1kgあたり18万VND(約1100円)で販売していた。
市場での直接販売と巨額の利益
同グループは毎日約140kgの偽装牛肉と120kgの化学薬品処理済み冷凍牛肉を生産し、タイ容疑者が直接、市内のドンフントゥアン街区(旧12区)やタンソン街区(旧タンビン区)の伝統的な市場で販売していた。2026年2月からはタン容疑者を雇い入れて生産を拡大した。
2024年から現在までに、約15tの偽装牛肉と約50tの化学薬品処理済み牛肉を流通させ、90億VND(約5400万円)以上の利益を得たとされる。両容疑者は禁止されていると知りながら犯行に及んでいた。
警察は事件の全容解明と共犯者の責任追及に向けて捜査を拡大している。なお、同市では2025年12月にも、豚の血とピロ亜硫酸ナトリウムを使用して豚肉を牛肉に偽装し、市内の飲食店などに供給していた大規模なルートが摘発され、7人が逮捕される事件が起きている。





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