- 25〜30年のメトロ人材育成計画を公表
- メトロ運行に必要な人員は25年現在720人
- 35年は1.2万人、45年には1.8万人に増加
ホーチミン市人民委員会は、都市鉄道(メトロ)網の拡大に向け、2025〜2030年の人材育成計画を公表した。同市は2035年までに7路線、2045年までに10路線の運行を予定しており、運行と保守に必要な人材を計画的に確保する狙いがある。
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市の試算では、メトロ運行に必要な人員は2025年の約720人から、2035年には約1万1840人、2045年には約1万7730人へと大幅に増加する見通しだ。併せて、設計・建設・保守・プロジェクト管理など関連分野でも数千人規模の技術者・作業員が必要になる。
また、市は現在の人材について、専門知識や実務経験が不足しており、多くが交通や建設など他分野からの配置転換であることから、メトロ事業の遂行に課題が残ると指摘している。設計、試運転、技術移転などの主要工程では、依然として外国人専門家への依存が大きい。
こうした状況を踏まえ、市は11分野の専門教育プログラムを整備し、管理者や技術者の専門性を体系的に高める方針だ。海外での研修や視察機会も拡充し、国際基準に沿った人材育成を進める。
市は人材育成を強化することで、技術力と管理能力の底上げを図り、長期的には外国人専門家への依存を軽減しながら、持続的で高度な都市鉄道システムの構築を目指すとしている。




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