国内最大手の格安航空会社ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)のグエン・ティ・フオン・タオ社長が会長を務める地場系コングロマリット(複合企業)のソビコ・グループ(SOVICO Group)は、ホーチミン市人民委員会に対し、同市で計5件の大規模交通インフラプロジェクトを官民パートナーシップ(PPP)方式で投資・建設することを提案した。投資総額は約100兆VND(約6100億円)に上る。
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交通インフラ5案件への投資を提案
提案された5件のプロジェクトは以下の通り。
◇環状2号線(国道1号線~グエンバンリン通り間):未整備の最終区間で、全長約5.3km。投資総額は約13兆VND(約790億円)で、2028年完成予定。
◇環状3号線(タンバン~ビンチュアン間):既存のミーフオック~タンバン線と重複し、全長約15.3km。投資総額は約26兆5000億VND(約1600億円)で、2027年完成予定。
◇サイゴン川沿いルート:ニャーベー村(旧ニャーベー郡)ムイデンドー~タイミー村(旧クチ郡)ベンスック橋間の全長約78.2km。投資総額は約21兆2000億VND(約1280億円)で、2030年完成予定。
◇ゴーズア交差点とホーチミン~チョンタイン間高速道路の接続ルート:投資総額は約23兆9350億VND(約1450億円)で、2030年完成予定。
◇カットライ港とフーフウ港の接続道路:投資総額は約8兆7190億VND(約530億円)で、2029年完成予定。
これらのプロジェクトは、建設・譲渡(BT)契約を伴うPPP方式で実施され、見返りとしてニャーベー村やロンビン街区、ロンチュオン街区の土地で決済される見通しだ。
メトロ4号線の進捗と今後の計画
また、ソビコ・グループは以前提案していたホーチミン市都市鉄道(メトロ)4号線(ドンタイン村〜ヒエップフオック都市区間)(旧ホックモン郡~旧ニャーベー郡間)についても、PPP方式(BT契約)での投資と公共交通指向型都市開発(Transit-Oriented Development=TOD)を組み合わせた開発を提案している。路線の全長は47.3km(地下25.6km、高架21.7km)、投資総額は約157兆4500億VND(約9500億円)に上る。
ホーチミン市財政局は関係機関に対し、同社の提案について意見を求めるよう要請した。ソビコ・グループは、市から承認が得られれば2026年4~6月に事業化調査(FS)報告書を完成させ、2027年1~3月期の着工を目指すとしている。
なお、ソビコ・グループは2025年10月に、ホーチミン市人民委員会との間でメトロ4号線の開発に関する覚書(MOU)を締結済みだ。同社は総資産187兆VND(約1兆1300億円)超を有し、航空、銀行、不動産、テクノロジーなど幅広い事業を展開しており、強固な財務基盤を生かして南部地域における都市発展と交通改善に貢献することが期待されている。





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