ベトナム消費者の7割が将来に楽観的、アジアで最高水準

2026/04/16 05:30 JST配信

 ドイツ系経営戦略コンサルティング会社のローランド・ベルガー(Roland Berger)が先般発表した「アジア消費者レポート2026」によると、ベトナムの消費者はアジアで最も楽観的な消費意欲を示しており、70%が将来に対して肯定的な見方をしている。また、多くの消費者が価格よりも製品の品質や環境基準を重視していることが分かった。

イメージ写真
イメージ写真

堅調な経済を背景に高まる消費意欲

 過去1年間の力強い国内総生産(GDP)成長に支えられた経済基盤が、消費者の自信につながっている。同レポートによると、今後の収入が減少すると予想する消費者はわずか6%にとどまり、アジア地域で最も低い水準となった。さらに、今後2年間で食品への支出を増やすと回答した人は63%だった。衣類への支出を増やすと答えた人は51%、パーソナルケア製品は50%に上っている。

価格よりも品質やブランドの信頼を重視

 回答者の約73%が価格よりも品質とブランドの評判を優先すると答えており、アジア地域でも高い水準となった。この傾向は、都市部に居住する高学歴の若年層で特に顕著に表れている。

 高級品市場でも同様の傾向が見られ、消費者の約71%が品質とブランドの評判を優先している。その一方で、ステータスの誇示を目的とした消費者は全体のわずか4%にとどまり、地域内で最も低い水準となった。買い物の決定において他人の影響を受けると答えた人も10%にとどまった。

環境や持続可能性への関心が地域内で最高水準に

 環境および持続可能性に関する基準への関心も地域内で最も高く、58%がブランドの炭素排出量などの環境要因が購入の選択に影響を与えると回答した。特に都市部のY世代(1981~1996年生まれ)およびZ世代(1997~2010年生まれ)がこの市場の変化を牽引しており、透明性や社会的責任、持続可能な開発への取り組みを明示するブランドを支持している。なお、消費者の34%は伝統的な価値観を重んじ、すでに確立された基準を優先する傾向があることも調査結果から明らかになっている。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

新着ニュース一覧

 米国のテクノロジー企業であるアップル(Apple)の地図アプリ「アップルマップ(Apple Maps)」は、ベトナ...
 株式会社ヤクルト本社(東京都港区)が発表した2026年3月期の決算資料によると、ベトナム事業における乳...
 南中部地方ザライ省人民委員会は13日、国会経済財政委員会との会議で、タムクアン漁港を東南アジア初の...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 北中部地方クアンチ省の「火の土地」に眠ること半世紀以上、烈士(戦死者)であるチャン・ミン・トゥエン...
 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の
 語学学校運営や語学書籍出版を手掛ける韓国の韓国のYBMはこのほど、ベトナム子会社のYBMベトナム(YBM V...
 韓国政府の農林畜産食品省と韓国農漁村公社はこのほど、ベトナムで「ベトナム産ゴマのバリューチェーン...
 国際通貨基金(IMF)は、ベトナムの2026年の国内総生産(GDP)成長率を+7.0%と予測する一方、中東紛争など...
 急成長中の地場系新興不動産会社であるマステライズ・グループ(Masterise Group)傘下のマステライズ・...
 日本のエネオス(ENEOS)が出資する石油・ガソリン小売最大手ペトロリメックス[
 サウジアラビアで開催中のAFC U-17アジアカップ2026(兼 FIFA U-17ワールドカップ2026予選)は5月13日に...
 シンガポール系グラブ(Grab)の現地法人グラブベトナム(Grab Vietnam)はこのほど、先行して実施していた...
 ホーチミン市アンドン街区(旧5区)は15日、道路や歩道の一部を一時使用する際の管理や登録、料金徴収を...
 ファミリー向けデジタルコンテンツの開発・運営などを手掛ける株式会社キッズスター(東京都渋谷区)およ...
 ENEOSホールディングス株式会社(東京都千代田区)は14日、米国の石油大手シェブロン(Chevron)から、ベト...
トップページに戻る