ベルギーで開催された第147/148回世界税関機構(WCO)理事会に併せて、財政省傘下税関局のグエン・バン・ト局長と米国税関・国境警備局(CBP)のロドニー・スコット長官は、電子データ交換協力に関する覚書(MOU)に署名した。
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電子データ交換で不正防止と通関迅速化
覚書により、双方はリアルタイムまたは可能な限り早期に貨物申告の電子データを共有する。これによりリスク管理を強化し、貿易詐欺、偽造品、原産地偽装、脱税などの税関違反を防止する。
データ交換は、貨物情報の確認や輸出入データの照合能力を高め、違法な積み替えや貿易救済措置の回避行動などの早期発見に役立つ。また、コンプライアンスが良好な企業の通関時間を短縮し、両国市場での商品競争力向上に寄与する。
税関管理の透明性向上と信頼性強化へ
この覚書の署名は、税関管理の透明性向上や、グローバルサプライチェーンにおけるベトナムの信頼性強化を目指すもので、第4次産業革命(インダストリー 4.0)のトレンドにも合致している。
越米の経済貿易関係は力強い発展を維持
ベトナムと米国の経済貿易関係は、2023年の包括的・戦略的パートナーシップへの格上げ以降、力強い発展を続けている。米国はベトナムにとって最大の輸出市場であり、ベトナムは米国にとって第7位の貿易相手国だ。
税関局によると、2025年の両国間の貿易額は1723億USD(約27兆9000億円)に達した。うち輸出額が前年比+28.2%増の1531億USD(約24兆8000億円)、輸入額が同+27.7%増の192億USD(約3兆1000億円)だった。2026年初めから6月18日までの貿易額は前年同期比+23.1%増の895億8000万USD(約14兆5000億円)となっている。



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