ベトナムポスト、モバイル通信市場に参入 外国人向けSIM展開

2026/08/18 06:41 JST配信

 ベトナム郵便総公社(ベトナムポスト=Vietnam Post)は、仮想移動体通信事業者(Mobile Virtual Network Operator=MVNO)としてモバイル通信市場に本格参入した。

(C) Vietnam Post
(C) Vietnam Post

 第一歩として、ベトナムを訪れる外国人観光客を対象とした旅行用SIMカードブランド「ポッテル(Pottel)」の提供を開始した。

 科学技術省傘下通信局が2025年12月26日に交付したライセンス第559号/GP-CVTに基づき、同社は自社の無線周波数帯を使用しないMVNO方式により、全国で音声、メッセージ、M2M(機器間通信)向けデータ伝送、インターネット接続などのサービスを展開する。

 同社が持つ全国約1万3000か所のサービス拠点という強みを活かし、観光客がベトナム到着後すぐにインターネットに接続できるよう、手軽で使いやすい製品の開発と販売チャネルの拡大を進めていく方針だ。

 ベトナムのモバイル通信市場では、独自の通信インフラと周波数帯を持つ事業者として、ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)、携帯通信大手のベトナム郵便通信グループ(Vietnam Posts and Telecommunications Group=VNPT)傘下のビナフォン(VinaPhone)、モビフォン(MobiFone)、ベトナモバイル(Vietnamobile)の4社がサービスを展開している。

 また、情報通信(IT)最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)など5社がすでにMVNOを展開しており、ベトナムポストは同市場において6社目のMVNOとなる。


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