バイク市場調査会社のモーターサイクルズデータ(Motorcycles Data)が発表した2026年1~8月期の二輪車世界販売データによると、不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電気自動車(EV)メーカーであるビンファスト(VinFast)が、世界販売ランキングで14位となった。
![]() (C) Newone / Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0 (cropped) |
ビンファストの販売台数は前年同期の約2.7倍となり、上位15社で最高の伸び率を記録し、電動バイク市場における存在感を急速に高めている。
同期の世界の二輪車市場全体の販売台数は、前年同期比+8.9%増の4762万台となり、堅調に拡大した。
首位のホンダ(前年同期比+8.2%増)をはじめ、ヒーロー・モトコープ(Hero MotoCorp)やTVSモーター(TVS Motor)などのインド勢が2桁成長を見せた一方で、中国勢のハオジュエ(Haojue、前年同期比▲15.2%減)やロンシン(Loncin、同▲45.0%減)は減販となった。
ベトナムのビンファストは急成長し、14位で三陽工業(SYM)を上回った。
ビンファストは、2024年時点で世界53位にとどまっていたが、短期間で大きな飛躍を果たした。同社によると、2026年1~6月期にはベトナム国内の電動バイク市場で約60%、二輪車市場全体で約24%のシェアを占め、電動バイク市場で首位の地位を固めている。
充電・バッテリー交換インフラの整備を進めるとともに、インドネシアやフィリピンで電動バイク事業を拡大し、インド、タイ、マレーシアも重点市場に位置付けるなど、グローバル展開を本格化させている。
<2026年1~8月期の販売台数ランキング>
1位:ホンダ(前年同期比+8.2%増)
2位:ヒーロー・モトコープ(Hero MotoCorp)(同+18.0%増)
3位:TVSモーター(TVS Motor)(同+18.3%増)
4位:ヤマハ(同+6.2%増)
5位:ヤディア(Yadea)(同+5.6%増)
6位:バジャージ・オート(Bajaj Auto)(同+16.7%増)
7位:スズキ(同+4.9%増)
8位:ニウ・テクノロジーズ(NIU Technologies)(同+28.3%増)
9位:ロイヤルエンフィールド(Royal Enfield)(同+15.7%増)
10位:イタリカ(Italika)(同+4.5%増)
11位:ハオジュエ(Haojue)(同▲15.2%減)
12位:ゾンシェン(Zongshen)(同▲1.1%減)
13位:ロンシン(Loncin)(同▲45.0%減)
14位:ビンファスト(VinFast)(同約2.7倍)
15位:三陽工業(SYM)(同▲0.5%減)






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