「全盲の人にも見える現代美術」マリス作品展&ワークショップ、ハノイで12月1日から開催

2018/12/01 05:36 JST配信

 ハノイ市で12月1日(土)から9日(日)まで、「全盲の人も含むすべての人が見える絵画とその絵画技法」として考案された現代美術「マリス(MARIS)」の作品展および共同制作ワークショップが開催される。いずれも入場無料。

(C) さくらステーション
(C) さくらステーション

 これは独立行政法人国際交流基金の助成により、さくらステーションおよび日本ダイバーシティアート学会が主催し、在ベトナム日本国大使館と社会福祉法人日本盲人福祉委員会が後援するもの。日越外交関係樹立45周年記念事業にも認定されている。

 作品展は各日10時から17時まで。ワークショップは12月1日(土)、2日(日)、8日(土)、9日(日)の各日11時から12時までと13時から16時まで。マリスを考案した現代美術アーティストの高橋りく氏も来場する。会場はハノイ市カウザイ区のサクラステーション(2F, B Tower Thang Long Number One Bldg., Khuat Duy Tien St., Cau Giay Dist., Ha Noi)。

 高橋氏が2009年に考案した「マリス」は、全盲の人も含む、すべての人が味わえる絵画技法とその技法を用いた絵画のことで、「マリス世界統一基準表」により、色の濃さを砂の大きさの違いで、また色相を香りで表現する。

 色の濃さは10段階で、濃い色は粗い砂、薄い色は細い砂で表現し、色相は絵画の上に塗布するハーブエッセンシャルオイルの香り、例えばオレンジ色はオレンジの香り、紫色はラベンダーの香り、緑色はセージの香りなどで表現する。

 高橋氏は2010年に「マリスアートプロジェクト」を発足し、アートから世界の平和を世界中の盲学校の子どもたちや目の見えない人びとに伝えるとともに、晴眼者と一緒にマリスの絵を楽しんでほしい、代表的な芸術である絵画というものを観る体験をしてほしいとの思いで活動を続けている。

© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved 利用規約 免責事項

この記事の関連ニュース

 ホーチミン市1区のホーチミン市美術博物館(97A Pho Duc Chinh St., Dist.1, Ho Chi Minh)で2月14日(木)...

新着ニュース一覧

 東北部地方クアンニン省のクアンイエン沿岸経済区で、ベトナム・シンガポール工業団地(VSIP)が総額約5...
 ハノイ市のノイバイ国際空港は、車両の混雑緩和を目的に3日から導入した新たな車両動線計画について、...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 英国・ロンドンの高等法院は、ベトナムのアニメ制作会社であるSコネクト(Sconnect)が制作する人気アニ...
 烈士(戦死者)の遺骨の捜索・収集は、ほとんどの場合、ほんのわずかな手がかりから始まる。その手がかり...
 南中部地方ダナン市で3日、国際ミスコンテスト「ミス・ヘリテージ・グローバル2026(Miss Heritage Glob...
 産業資材事業やディバイス事業、メディカルテクノロジー事業を手掛けるNISSHA株式会社(京都府京都市)は...
 国防省傘下空軍士官学校(Air Force’s Officer College、南中部地方カインホア省)で4日、国防省の決定に...
 ホーチミン市公共交通管理センター(Ho Chi Minh City Management Centre of Public Transport=MCPT)は...
 8月3日に開幕した第16期(2026~2031年任期)国会の第1回臨時会合において、グエン・ティエン・ハイ内相...
 日本政府観光局(JNTO)ハノイ事務所によると、訪日ベトナム人の約8割が初めての日本旅行であり、2025年...
 ホー・クオック・ズン副首相はこのほど、関係省庁や地方代表を招集した会合を主宰し、北部紅河デルタ地...
 特定技能の登録支援事業を展開する株式会社シンク・スリー(徳島県徳島市)と、特定技能向けの教材開発な...
 株式会社安井建築設計事務所(大阪府大阪市)は、同社が100%出資するベトナム現地法人をハノイ市に設立...
 ハノイ市ドンアイン村の国家展示センター(VEC)で、8月5日(水)から7日(金)まで、アジア国際産業技術展示...
トップページに戻る