郵便や通信、情報技術(IT)分野における行政処分の新たな基準を定めた政令第174号/2026/ND-CP(7月1日施行)により、人工知能(AI)を利用した不正行為や、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)上での違法な情報発信に対する罰則が強化される。
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AI悪用によるSIM登録と情報更新義務
同政令では、AIや画像編集ソフトを用いてSIMカード登録用の身分証明書などを偽造する行為に対し、8000万~1億VND(約49万~62万円)の罰金が規定された。
また、身分証の切り替え時などに通信加入者が自らの情報を更新しない場合、1回線につき20万~50万VND(約1200~3100円)の罰金が科される。これにより、通信事業者だけでなく加入者側の管理責任も厳しく問われる。
SNS上での不適切投稿に対する罰則強化
インターネット上で個人のプライバシーや国家機密を漏洩する行為については、従来の規定から引き上げられ、3000万~5000万VND(約18万5000~31万円)の罰金対象となる。
また、SNSで事故などの残虐な様子を描写したり、違法なコンテンツへのリンクを共有したりする行為には、2000万~3000万VND(約12万3000~18万5000円)が科される。
このほか、著作権の侵害、売春や人身売買の助長、国の主権を正しく反映していない地図の拡散なども同額の罰金となり、悪質なケースではアカウントの強制ロックや違反コンテンツの削除が命じられる。
なお、規定された罰金額は組織に対するものであり、個人が違反した場合はその半額が適用される。今回の措置により、インターネット上での違法行為に対する取り締まりが強化され、より安全なデジタル環境の構築や利用者のモラル向上が期待されている。



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