- タインホア省で11万haの水田プロジェクト
- 北中部農業科学技術研究所と連携
- 間断灌漑によるカーボンクレジット創出
![](https://www.viet-jo.com/image/provinces-vn/THANH-HOA-265.jpg)
カーボンクレジット創出販売や農業、環境などの事業を手掛けるGreen Carbon株式会社(東京都港区)はこのほど、ベトナムの北中部農業科学技術研究所(ASINCV)と連携し、ベトナムでの間断灌漑(AWD)導入によるカーボンクレジット創出への協力に関する覚書(MOU)を締結した。これにより、北中部地方タインホア省で水田プロジェクトを推進する。
![]() (C) Green Carbon |
Green Carbonは、東南アジアを中心に自然由来のカーボンクレジット創出に取り組んでおり、水田や牛のゲップ削減、バイオ炭プロジェクトなど、農業由来のカーボンクレジット創出を幅広く展開している。中でもベトナムでは水田プロジェクトをメインとしている。
ASINCVは、タインホア省でのAWDプロジェクトへの協力や、現地農家への推奨・紹介、AWDの普及ガイダンス作成・トレーニング、メタンガス計測、関係機関への協力要請を主に担う。
一方、Green Carbonは、ベトナム現地の企業や大学と連携し、必要データの収集、カーボンクレジットの発行、販売を担う。
まずは、タインホア省でプロジェクトを開始し、最大約11万haの水田で展開する。さらに、ベトナム全土の拡大に向けてプロジェクトを推進していく。