三菱総研とAGRI SMILE、コメ生産の気候変動対策の実証を完了

2026/02/26 02:18 JST配信
  • フンイエン省でコメ生産の技術実証実施
  • バイオスティミュラント資材を活用
  • コメの収量が+43%増加する効果確認

 株式会社三菱総合研究所(東京都千代田区)と株式会社AGRI SMILE(東京都千代田区)は、農業・食品加工企業へ投資する持ち株会社パングループ[PAN](THE PAN GROUP JOINT STOCK COMPANY=The PAN Group)と連携し、2025年6月から5か月間にわたり、北部紅河デルタ地方フンイエン省で「バイオスティミュラント資材を活用したベトナムにおけるコメ生産の気候変動対策・肥料吸収効率化の実証」を実施した。

(C) 三菱総合研究所
(C) 三菱総合研究所

 3社はフンイエン省で、気候変動下でのコメの収量確保と品質の維持・向上、低肥料での農業生産を実現するため、農業残渣を原料とするバイオスティミュラント資材を活用した熱帯・亜熱帯環境下での気候変動対策・肥料吸収効率化に関するコメ生産の技術実証を実施した。

 PANが管理する圃場にAGRI SMILEが開発したバイオスティミュラント資材を散布し、バイオスティミュラント資材の散布有無による対照実験を行った結果、バイオスティミュラント資材を散布した圃場ではイネの高温耐性および根張りが向上し、コメの収量が+43%増加する効果を確認した。これは、1haあたりに換算すると、4020万VND(約23万8000円)の利益増加に相当し、費用対効果は6.1倍となる。

 今回の実証結果を踏まえ、3社は今後、ベトナム国内におけるバイオスティミュラント資材の流通に向けた準備を進めていく。併せて、他の作物への適用可能性についても検討し、気候変動に強く、生産効率の高い持続可能な農業の実現を目指す。

[2026年2月24日 株式会社三菱総合研究所ニュースリリース A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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