南部メコンデルタ地方ビンロン省とドンタップ省で13日、ベトナム産ザボン(ポメロ)のオーストラリアへの初輸出を記念する式典が開催された。
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これにより、ザボンはドラゴンフルーツ、ライチ、リュウガン、マンゴー、パッションフルーツに続き、同国への輸出が許可された6種類目のベトナム産果物となった。
航空輸送と海上輸送でオーストラリアへ初出荷
輸出入・貿易を手掛けるブルーオーシャン(Blue Ocean)は、航空輸送により約5tのザボンを輸出しており、価格は1kgあたり約7USD(約1120円)に設定されている。
また、農産物輸出を手掛けるビナT&Tグループ(Vina T&T Group)も、ビンロン省から海上輸送で約11.9tのザボンを輸出する。
オーストラリア市場の厳格な要件を満たすため、ベトナム産ザボンは19種類の害虫が含まれていないことの確認や、承認された施設での梱包、最低400Gyの放射線照射処理など、厳しい検疫プロセスを経ている。
全国のザボン栽培の現状と輸出の展望
ドンタップ省農業環境局のレ・チー・ティエン副局長によると、同省におけるザボンの栽培面積は約4364haで、年間生産量は6万5000t超に達している。省内で31の栽培地域コード(面積約470.9ha)が発行されており、そのうち22のコード(面積249.4ha)が米国や韓国向け、1つのコード(面積13ha)がオーストラリア向けとなっている。
ベトナム全国のザボン栽培面積は約10万haで、年間生産量は約100万tに上り、これまでに米国や韓国、ニュージーランドなど14か国・地域に輸出されている。
税関局のデータによると、2026年1~3月期におけるベトナムからオーストラリア向けの野菜・果物の輸出額は3640万USD(約58億円)を上回った。ザボンについては、1~2月期の輸出額が前年同期比+30%増の1380万USD(約22億円)を記録しており、主要な輸出果物の中で9位となっている。
オーストラリアによるザボンの輸入許可は2025年10月に両国の農業環境省によって発表されており、同時期にオーストラリア産ブルーベリーのベトナムへの輸入も許可されていた。ベトナム農業環境省は現在、ザボンの中国市場への輸出解禁に向けた交渉も進めている。




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