レ・ミン・フン首相と、ベトナムを公式訪問中のポーランドのドナルド・トゥスク首相は26日、ハノイ市で会談を行い、両国関係を「戦略的パートナーシップ」に格上げした。双方は関係強化に向けた共同声明および2026~2030年の行動計画を採択した。
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経済面では、ベトナムEU自由貿易協定(EVFTA)の活用を通じて、2030年までに二国間貿易額を60億USD(約9400億円)へ引き上げる目標を掲げた。
双方は、グリーン転換や再生可能エネルギー、ハイテク農業、宇宙技術、戦略的交通インフラなどの分野で協力を強化するほか、国防、サイバーセキュリティ、非伝統的な安全保障上の課題への対応、ハイテク犯罪や国境を越えた犯罪の防止・取り締まりでも実質的な協力を推進する。
また、科学技術・イノベーションを新たな協力の柱に位置付け、ポーランドが強みを持つ地質、戦略的鉱物資源の採掘、収穫後処理技術、災害の早期警戒、文化遺産保全などの分野で協力を深める。
両首相は、国際法に基づき、国連が中心的な役割を果たす多極的な世界秩序について共通の認識を示した。また、海上の安全保障と航行の安全・自由の確保を重視し、国連憲章や1982年の国連海洋法条約(UNCLOS)に基づき、紛争や意見の相違を平和的手段で解決することの重要性を確認した。
ベトナム側は、ポーランド国民に対する査証(ビザ)免除の拡大を前向きに検討する意向を示し、ポーランド側にもベトナムの公用旅券所持者へのビザ免除の検討を求めた。
さらに、2027年1~3月に予定されている、ポーランドの国営航空会社LOTポーランド航空(LOT Polish Airlines)によるワルシャワ~ハノイ間の直行便の運航再開を歓迎した。
なお、両首相の立ち会いのもと、高等教育と観光の2分野に関する協力文書が取り交わされた。







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